来月「どっぷり高知旅キャンペーン」知事が開幕を宣言

来月から始まる高知県の新たな観光キャンペーン「どっぷり高知旅キャンペーン」を前に、28日、浜田知事がキャンペーンの開幕を宣言しました。

県は、新年度から4年間、「極上の田舎、高知。」をコンセプトとした新たな観光キャンペーン「どっぷり高知旅キャンペーン」を実施し、長期滞在や地域の持続可能な観光振興につなげる方針です。

開幕を前に28日、県庁でキャンペーンの概要が説明されました。

キャンペーンは期間が来月1日から2028年3月末までで地域の魅力を楽しめる体験など旅のコンテストを行って地域の素材を再発見するほか、人口減少が進む中山間地域などに長期滞在してもらうための支援や、ピンバッジやロゴを活用したおもてなしを行う計画です。

28日は県内の観光協会などから募った旅のコンテストの結果も発表され、香南市の歌舞伎の着付け体験や土佐町の廃校になった小学校を活用した里山体験などが受賞し、浜田知事からそれぞれの代表者に盾が贈られました。

そして、コンテストの受賞者などとともに浜田知事がキャンペーンの開幕を宣言しました。

浜田知事は「県民のみなさんと高知家の家族総動員でおせっかいなところも含めた暑苦しいほどのおもてなしをして、1人でも多くの観光客の方を高知のとりこにしていきたい」と意気込みを話しました。