障害者たちと絵本作家 柴田ケイコさんがコラボした新商品開発

高知県内の就労施設で働く障害者の工賃の向上を目指そうと、障害者たちと高知市在住の人気絵本作家、柴田ケイコさんがコラボした新たな商品が開発されました。

商品を共同開発したのは、高知県内の複数の就労施設で働く障害者たちと、絵本「パンどろぼう」のシリーズなどで知られる高知市在住の人気絵本作家、柴田ケイコさんです。

コンセプトは、「作り手の障害者と消費者がともにワクワクする商品」で、エコバッグや弁当箱、それにクリアファイルなど15点を開発しました。

それぞれの商品には、柴田さんがデザインしたモグラやライオン、それにモモンガのキャラクターが描かれています。

商品開発の取り組みを進めている高知県社会就労センター協議会の藤田祐伸会長は、「売り上げは、障害者の賃金の向上に反映させていくので、多くの皆さまに購入してもらいたい」と話していました。

この商品は、高知市内のレンタルビデオ店で販売されているほか、今後、県内の土産物店や商業施設での販売も予定しているということです。