室戸市の観光協会 航路標識の協力団体に指定 県2例目

高知県室戸市の観光協会が、高知海上保安部から航路標識の協力団体に指定され、伝達式が行われました。

海上保安庁は航路標識の維持管理などの活動を行う団体を「航路標識協力団体」に指定し、灯台の一般公開といった普及啓発活動などを担ってもらっています。

この「航路標識協力団体」に室戸市観光協会が新たに指定され、15日に室戸市の室戸世界ジオパークセンターで指定の伝達式が行われました。

伝達式では高知海上保安部の東條英一部長から室戸市観光協会の黒岩道宏会長に指定証が手渡されました。航路標識協力団体の指定は、高知県では高知市に次いで2例目となります。

高知海上保安部の東條部長は「これを機に室戸岬灯台を地域振興や観光振興に積極的に利用していただいて、ウインウインの関係が続けて行ければと思います」と話していました。

また、室戸市観光協会の黒岩会長は「現在は年に1度の灯台祭りの時にしか敷地内に入ることができないが、灯台から見るすばらしい景色を観光客の皆様に見ていただけないかと指定してもらいました。今後はそういった機会が提供できるのではないか」と話していました。