コロナ感染者5週ぶり増加 インフルエンザも増加傾向

3月10日までの1週間の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたり5.68人で、5週ぶりに前の週を上回りました。また、インフルエンザの感染者数も増加傾向で、注意報の水準が続いていることから県は感染対策を続けるよう呼びかけています。

県によりますと、3月4日から10日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり5.68人でした。

これは前の週より0.73人増え、5週ぶりに前の週を上回りましたが、感染状況の推移についての県の基準では「横ばい」となっています。

入院患者数は今月10日時点で76人と前の週より56人減りました。

この間、県内では高齢者施設で新たな集団感染が2件確認されたということです。

一方、インフルエンザの感染者数は1医療機関あたり15.7人と前の週と比べて「増加」していて、注意報の水準が続いています。

県は今後も新型コロナウイルスとインフルエンザは増減を繰り返しながら推移するとみています。

特にインフルエンザによる学級閉鎖が多く報告されていることから、引き続き手洗いや、十分な換気、それに3密の回避など基本的な感染対策の継続を呼びかけています。