“県産ブドウでワインを” 新ワイナリー公開 高知市廿代町

高知で育てたブドウを使ってワインを作る、新たなワイナリーが高知市中心部に16日にオープンするのを前に、13日報道陣にワイナリーが公開されました。

このワイナリーは3月16日、高知市廿代町にオープンします。

ワイナリーでは、南国市のブドウ畑で栽培された食用のブドウからワインを作っていて、ワイン用のブドウを使うよりも水分の比率が高く、繊細な味わいに仕上がっているということです。

また、ワインを醸造するタンクには専用の機器を取り付け、よさこい踊りで使われるよさこい節のメロディーを流して音による振動を加えています。

こうすることで発酵が進むということで、こうしたワインは「加振酒」と呼ばれています。

ワイナリーでは、オープン当初は5種類のワインを販売する予定で、今後、さらに種類を増やしていくとしています。

「よさ来いワイナリー」の窪内靖治代表は、「高知の人たちは日本酒やビールは飲みますがワインはあまり飲まないので、広めたいと思って始めました。ワインが苦手な人も飲めるような飲みやすいワインを作っているので、ぜひ飲んでもらいたい」と話していました。