路面電車の電停に軽乗用車が衝突 男性が意識不明 高知市

12日未明、高知市の県道で、軽乗用車が路面電車の電停に衝突し、車を運転していた50代の男性が意識不明の重体になっています。

12日午前2時40分ごろ、高知市梅ノ辻の県道で軽乗用車がとさでん交通の路面電車の「梅の辻」駅の電停に衝突しました。

この事故で、車を運転していた高知市比島町の無職、中林義憲さん(54)が全身を強く打って高知市内の病院に搬送され意識不明の重体になっています。

現場は、片側2車線の直線道路の中央に路面電車の線路があり、警察の調べによりますと、軽乗用車は南に向かって走行中、電停にいる乗客を保護するために設けられている車止めに、車体右側の前の部分が衝突したということです。

警察は、男性が何らかの原因で運転操作を誤ったとみて、事故の詳しい状況を調べています。