能登半島地震の被災者を支援 高知市で高校生たちが募金活動

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、高知市中心部の商店街で地元の高校生たちが募金活動を行いました。

10日は高知市の帯屋町商店街で市内の5つの高校の生徒などおよそ20人が募金活動を行い、能登半島地震の被災地への支援を呼びかけました。

高校生たちが「募金活動を行っています。ご協力お願いします」と呼びかけると、小さな子どもからお年寄りまで多くの人たちが足を止めて、募金箱にお金を入れていました。

高知市の50代の男性は「今回の地震で昔、旅行で見た景色が全てなくなっていてショックを受けました。高知もいつか南海トラフ地震が来ると言われているので、支援に協力したいです」と話していました。

募金活動を企画した土佐塾高校2年生の谷彩芭さんは「ニュースなどで被災地の状況を見て、高知に住む私たちも人ごとではないと感じています。募金活動をすることで被災地の人たちを勇気づけたい」と話していました。

今回の募金活動で集まった義援金は全額、日本赤十字社を通じて被災地の支援に役立てられるということです。