「おきゃく」に合わせ土佐くろしお鉄道の車内でどぶろく楽しむ

観光イベント土佐の「おきゃく」に合わせて、県東部を走る土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線」の車内でどぶろくを楽しむ催しが開かれました。

この催しは、列車の中でも高知のお座敷遊びを楽しんでもらおうと土佐くろしお鉄道が初めて企画し、「ごめん・なはり線」の後免駅から奈半利駅までのおよそ42キロの往復区間でイベント列車が運行されました。

県内外から39人が参加し、車内では香南市や奈半利町、それに大豊町の工房で作られたどぶろく6種類がふるまわれました。

また、ミョウガやシイタケなど高知県産の食材を使った田舎ずしなどの料理も提供され、参加者たちはおよそ2時間の特別な列車の旅を楽しんでいました。

広島から来た男性は「高知のどぶろくは最高です。甘みとまろやかな感じが好きです」と話していました。

また、秋田から夫婦で参加した男性は「日本酒は飲みますがどぶろくを飲む機会はなかったので、これだけの種類と味の違いを楽しむことができてよかった」と話していました。

土佐くろしお鉄道総務企画課の松倉哲也さんは「県東部のどぶろくを楽しんでほしいと企画しました。来年以降も続けていききたい」と話していました。