コロナ感染者減少も インフル感染者注意報の水準 対策継続を

3月3日までの1週間の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたり4.95人で前の週から「減少」しました。その一方で、インフルエンザの感染者数は注意報の水準が続いていることなどから県は感染対策の継続を呼びかけています。

県によりますと、2月26日から3月3日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり4.95人で前の週より2.8人減り、高知県は、「減少」に転じたとしています。

入院患者数も今月3日時点で141人と前の週より42人減りました。

この間、県内では医療機関と高齢者施設で新たな集団感染が2件確認されたということです。

一方、インフルエンザの感染者数は注意報の水準が続いているほか、子どもを中心に感染し、高熱や結膜炎などを引き起こす「咽頭結膜熱」の感染者数も急増し、注意報の水準となりました。

こうしたことから県は、手洗いや、十分な換気、それに3密の回避など基本的な感染対策の継続を呼びかけています。