高知市 情報格差解消へ携帯大手と協定 高齢者スマホ講座も

社会全体のデジタル化が進む中、「デジタルデバイド」、いわゆる情報格差を解消しようと高知市は、4日、携帯大手と協定を結び、スマートフォンが苦手なお年寄りなどに機器の使い方などを教える講座を開くことになりました。

4日は、高知市役所で携帯大手のソフトバンクとの協定の締結式が行われました。

高知市は2021年に公式LINEを開設するなどデジタル技術を活用した防災情報などの発信に取り組んでいます。

その一方で、スマートフォンが苦手なお年寄りなどには情報が届きにくく、スマートフォンなどを使いこなせるかどうかで恩恵を受ける人と受けられない人が出てくるデジタルデバイドが課題となっています。

このため、両者は、スマートフォンの使い方を教える講座などを共同で開き、こうした格差の解消につなげたいとしています。

この会社の日下一郎統括部長は「高知市と連携して講座を提供することで、お年寄りが早く正しくスマートフォンを使えるような社会を作っていきたい」と話していました。