土佐打刃物など伝統工芸品集めた展示会 高知市

土佐打刃物など県内の職人たちが伝統技術を受け継いで作る工芸作品を集めた展示会が高知市で開かれています。

この展示会は高知県の伝統工芸品を知ってもらおうと、県伝承工芸協同組合が毎年、開いていて、会場の高知市文化プラザ「かるぽーと」には13人の職人が作ったおよそ400点の作品が展示されています。

このうち、国の伝統工芸品に指定されている土佐打刃物の職人、四万十町の梶原弘資さんは、手作りのため自由に大きさや形を決めて制作した切れ味鋭いなたや鎌などを展示しています。

また、ガラス工芸品の職人、安芸市の岡崎壮さんは、青いガラスを使って高知の海をイメージした深海の世界を表現しています。

県伝承工芸協同組合の池田泰一理事長は「展示会を通して高知の伝統工芸品を知ってもらうことで、新たな後継者が出てくることを期待したい」と話していました。

この展示会は2月25日まで開かれています。