FDAの高知ー神戸便3月末で運休 大型連休など期間限定運航

FDA=フジドリームエアラインズの高知と神戸を結ぶ定期便は、ことし3月末以降、運休することになりました。
一方、ことしの大型連休とお盆の期間は期間限定で運航するということです。

FDAの高知と神戸を結ぶ定期便は2019年に就航し、現在、1日1往復運航していますが、神戸市によりますと、定期便の利用率は昨年度が47.9%、今年度は12月末までで49.7%にとどまっています。

こうしたことから、FDAは、高知と神戸の定期便についてはことし3月30日の便を最後に運休すると発表しました。

一方、ことしの大型連休の4月27日から5月6日までと、お盆の期間の8月9日から18日は期間限定で運航するということです。

FDAは「就航当時、65%の搭乗率を目指していたが、目標に達しなかった。今後については、期間限定の便の利用率やほかの便の利用状況なども全体的に検証したうえで検討していく」とコメントしています。

神戸便の運休について高知県は「関西方面へ移動する選択肢が減ることもあり、非常に残念だ。運航の再開を目指して働きかけていきたい」とコメントしています。