高知の居酒屋で13人集団食中毒 店17日から3日間営業停止

高知市の居酒屋で食事をした13人が下痢や腹痛などの症状を訴え、保健所はこの店の料理が原因の集団食中毒と断定し、17日から3日間の営業停止処分にしました。

高知市によりますと、今月10日の夜、高知市薊野中町の居酒屋「旬菜花こまち」で食事をした13人が下痢や腹痛、発熱の症状を訴えました。

保健所が調査したところ、10人から食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出され、このうち3人が医療機関を受診し、いずれも快方に向かっているということです。

保健所はこの店で提供された鶏生レバーなどの料理が原因の集団食中毒と断定し、17日から3日間の営業停止処分にしました。

高知市によりますと、「カンピロバクター」による食中毒は鶏肉を生や加熱が不十分のまま食べて発生していることが多いとして、十分に加熱するよう注意を呼びかけています。