土佐くろしお鉄道 3月から特急列車を減便へ

高知県の第3セクター、土佐くろしお鉄道は、利用客が減少していることから、来月から県西部と高知を結ぶ特急列車について、減便や最終列車を最大でおよそ1時間繰り上げることにしました。

土佐くろしお鉄道は、JRとの直通運転を利用して県西部の中村や宿毛と高知や高松を結ぶ特急列車を運行しています。

しかし、利用客が減少していることから、JR四国が来月16日にダイヤ改正を行うのに合わせて、特急列車を減便することになりました。

減便になるのは、高知を午後7時53分に出発する中村行きの列車と、中村を午後5時45分に出発する高知行きの列車です。

また、発車時刻や行き先が変更されるのに伴い、最終の特急列車も最大でおよそ1時間繰り上げられます。

このうち、宿毛を午後7時26分に出発する高知行きの最終列車は高松行きとなり、宿毛の発車時刻が午後6時24分になります。

また、高知を午後9時23分に出発する中村行きの最終列車は、高知の発車時刻が午後9時18分になります。

土佐くろしお鉄道は「最近の利用状況を反映して、減便することになり、ご迷惑をおかけするが、ご理解いただきたい。普通列車も一部変更があるので駅やホームページで確認してほしい」と話しています。