“メタバースで高知の魅力発信”海外運営会社と協定結ぶ

高知市はインターネット上の仮想空間「メタバース」を使って、かつおのたたきを販売したり、観光地を紹介したりすることで高知の魅力を発信していこうと海外のメタバースの運営会社と協定を結びました。

7日は高知市役所とメタバース空間で同時に協定の締結式が行われ、高知市の桑名市長と、メタバースを運営するフィリピンの会社のCEOが分身となるアバターで出席し、協定書を交換しました。

協定によりますと、メタバースの中に高知をイメージしたエリアを作り
▽かつおのたたきなどの特産品を販売するほか
▽桂浜などの観光地を再現して魅力を発信するということです。

このほか
▽市のふるさと納税へつながる窓口を設置するほか
▽移住の相談にも応じることができるということです。

メタバースに高知市のエリアが設けられるのは、ことしの夏ごろの予定です。

高知市の桑名市長は「観光や物品の販売、それにふるさと納税や教育にも活用できると思う。若い世代だけでなく、世界に発信できるものなので、世界から高知を見てもらえるいい機会になると考えています」と話していました。