全国コンテストで上位に 高知工業高専生がビジネスプラン紹介

高校生などを対象にしたビジネスコンテストで、全国上位に選ばれた高知県南国市の高等専門学校の学生が県庁を訪れ、考案したビジネスプランを知事に紹介しました。

高知県庁を訪問したのは、高知工業高等専門学校3年の女子学生2人です。

2人は、日本政策金融公庫が主催する高校生と高専生を対象にしたビジネスコンテストで、全国5014件の応募から県内で初めて上位20組に選ばれました。

考えたビジネスプランは「ボクの居場所はリサイクルショップ」と題し、不登校の子どもたちの居場所を作るアイデアです。

2人は、このプランを浜田知事に直接説明し、地域から持ち込まれた不要品を販売し、得た利益を活動資金に充て、売れないものは修理して使うことで、子どもたちの居場所の運営に必要なお金やモノなどを確保できると紹介していました。

浜田知事は「リサイクルや『SDGs』といった今の時代の流れをつかんでいて面白かった。また、新たなビジネスプランを期待しています」と話していました。

高知工業高等専門学校の澤田朱夏さんは「起業したいという夢は決まったので、実現に向けて少しずつ頑張りたい」と話していました。