県内のタクシー運賃 2月19日から値上げへ

燃料費の高騰などを理由に高知県内を走るタクシーの運賃が、2月19日から値上げされることになりました。

四国運輸局によりますと、高知県内を走るタクシーの新しい運賃は2月19日から適用され、値上げ幅は高知市といの町の一部で13.72%、それ以外の地域で14.78%の上昇となります。

具体的に見ますと、
高知市といの町の一部の初乗り運賃は
▽普通車は現在の「1.25キロで580円」から「1キロで560円」に
▽大型車は現在の「1.25キロで620円」から「1キロで610円」に変わります。

それ以外の地域の初乗り運賃は
▽普通車は現在の「1.35キロで580円」から「1キロで560円」に
▽大型車は現在の「1.35キロで620円」から「1キロで610円」に変わります。

また、走行距離ごとの加算運賃も引き上げられ、それぞれの地域でメーターが上がる距離が短くなります。

県内のタクシー運賃の値上げは2020年2月以来です。

運賃改定の背景には新型コロナウイルスの影響で利用客が減少していることや燃料費の高騰などがあり、四国運輸局は「それぞれのタクシー会社には今回の改定を機に労働条件の改善も図ってほしい」とコメントしています。