須崎市コミュニティバスの利便性 デジタルサービスで向上へ

須崎市で運行しているコミュニティバスの利便性を高めようと、市は、バスの位置情報や運行状況を確認することができるデジタルサービスの運用開始を目指していて、30日見学会が開かれました。

須崎市の吾桑地区では、去年7月から地元の住民団体がコミュニティバスを運行していますが、山あいの狭い道でバスを待つことへの負担が利用の妨げとなっています。

こうしたことを受けて、須崎市は県の支援を活用しデジタルサービスで利便性を高める取り組みを進めていて、30日、現地で見学会を開きました。

新たなサービスでは、スマートフォンを使って、
▽コミュニティバスがどこを走っているかがわかる位置情報を確認できるほか
▽予約したバスの運行状況の通知が受けられることになっていて、
須崎市によりますと、ことし4月からの運用開始を目指しているということです。

参加した住民からは「少し難しい」とか「慣れたら便利そう」といった声が聞かれました。

須崎市元気創造課の井上高晶さんは「コミュニティバスで外へ出る機会を増やし地域の人が元気になってほしい」と話していました。