高知市で20歳を祝う記念式典

8日の成人の日を前に、20歳を祝う記念の式典が高知市で開かれ、若者たちが決意を新たにしました。

高知市の県民体育館で行われた式典には、振り袖やスーツなどに身を包んだおよそ2000人が出席しました。

式では、新型コロナウイルスに感染した桑名市長の代理を務めた松下整教育長が「コロナ禍で支え合い、一丸となって取り組んだ皆さんが今後の社会を担っていくことを期待しています」とあいさつしました。

このあと、出席者を代表して隅田玖莉愛さんが「学生ではありますが、1人の大人として行動に責任を伴うことを自覚して過ごしていきたい。4月から夢だった保育士として働きます。何事にも全力で取り組みたい」と決意を述べました。

最後に、高校生のアマチュアバンドの全国大会で去年グランプリを受賞した高知市の長崎友香さんが、連続テレビ小説「らんまん」の主題歌『愛の花』を披露し、門出を祝いました。

大学生の女性は「小学校や中学校の同級生に会えるのを楽しみにしていました。みんな変わらず、良い人たちでよかった」と話していました。

また、社会人の男性は「20歳になった気分は最高です。周囲から尊敬されるような大人になりたい」と話していました。