高知 桑名市長「市民の思いに寄り添い市政を」

仕事始めの4日、高知市の桑名市長は職員に向けた年頭のあいさつで「市民の思いに寄り添い職員一丸となって市政を進めてもらいたい」と訓示しました。

高知市の桑名市長は4日、会議室に集まったおよそ50人の幹部職員のほか、庁内放送ですべての職員に向けて年頭のあいさつを行いました。

はじめに、能登半島地震の犠牲者に対し祈りをささげたうえで、「すべての部局で情報収集に努めてもらい、支援の要請があった場合、速やかに対応できるよう準備をお願いしている」と述べました。

去年11月の市長選挙で初当選した桑名市長は「人口減少や南海トラフ地震、経済回復、物価高騰といった重要課題に対応するためには国や県との連携・協力が不可欠だ。これまで培ってきた人脈で国や県、高知市で人材交流を強化するなどさまざまな連携の仕組みを作っていきたい」と抱負を語りました。

その上で、「皆さんにはしっかりとしたチームワークで市民の思いに寄り添い、職員一丸となって市政を進めてもらいたい」と訓示しました。

広聴広報課の森田加奈子課長は「業務で市民と接する機会があるので、声をたくさん聴いて事業をよい方向に進めたい」と話していました。