高知市の卸売市場 正月用の食材買い求める人でにぎわう
高知市の卸売市場で年末恒例の大売り出しが行われていて、正月用の食材を買い求める人でにぎわっています。
高知市の卸売市場で29日から始まったこの大売り出しは、ふだん、飲食店などと取り引きしている仲卸業者などが、一般の人にも正月用の食材を買ってもらおうと、年の瀬のこの時期に毎年行っています。
場内では、鮮魚や干物を扱うおよそ30の業者が、高知県内で水揚げされたばかりのマグロやぶりなどを解体して店頭に並べていて、家族や親戚らと訪れた買い物客が次々と購入していました。
また、かずのこやエビ、それに紅白のかまぼこなど、おせち料理に使われる縁起物の食材も販売されていて、買い物客はお目当ての品を買い求めていました。
家族連れの男性は「マグロとタコとタラバガニを買いました。毎年買いに来ていますが、いろんな食材が並んでいて楽しいです」と話していました。
子どもと一緒に訪れた女性は「マグロを買いました。家族が魚好きなので年末は刺身にして食べようと思います」と話していました。
この大売り出しは31日まで行われます。