子どもたちが「お金」を学ぶ催し 日銀高知支店

冬休み中の子どもたちにお金に関する知識を深めてもらう催しが、高知市の日銀高知支店で開かれました。

この催しは子どもたちにお金に関する知識を深めてもらおうと、日銀高知支店が毎年開いていて、26日は、小学生とその保護者およそ20人が参加しました。

はじめに、銀行の担当者が、日本銀行は貨幣の発行などお金を管理する役割を担っていると説明したうえで、渋沢栄一の肖像が描かれた新一万円札など、来年新たに発行される紙幣を紹介しました。

子どもたちは、新しい紙幣には、従来よりも細かい透かしや、傾けて見ると絵柄が回転して見える「3Dホログラム」という最新の技術が活用されていることを学びました。

このあと、千円札を実際に手に取り、ざらざらとした手触りの特殊な印刷であることや、お札を傾けて見ると「1000」という数字が浮かび上がることなどを確かめていました。

参加した小学1年の男の子は「お札に載っている人物がどんな人かわかった。千円札を触ったらざらざらしていて驚いた」と話していました。