「よさこい祭り」ロゴマークあしらった自動販売機 除幕式

高知の夏の風物詩、「よさこい祭り」のロゴマークをあしらった自動販売機が高知市に新たに設置され、25日、除幕式が行われました。

新たな自動販売機は高知市はりまや町の「高知よさこい情報交流館」に設置され、踊りで使う鳴子などをモチーフにしたよさこい祭りのロゴマークが描かれています。

この自動販売機は、祭りを主催する「よさこい祭振興会」が大手飲料会社と協力して作り、売り上げの一部が、祭りの運営や次世代の踊り子の育成のための費用に活用されることになっています。

よさこい祭りでは物価の高騰で衣装や鳴子などが値上がりし、踊り子や商店街などの会場の負担が大きくなっているほか、少子化や新型コロナなどの影響で参加チームの減少も課題となっています。

振興会は来年夏までにこの自動販売機を高知市内を中心に10台設置することを目標にしていて、徐々に増やしていきたいということです。

よさこい祭振興会の西山彰一会長は「この自動販売機を通じて子どもたちをはじめ、よさこいの輪が広がっていってほしい」と話していました。