書道と交通安全ポスター 入賞作品の展示会 県立美術館

小中学生の書道や交通安全ポスターのコンクールで入賞した作品を集めた展示会が、15日から高知市の県立美術館で開かれています。

このコンクールはJA共済連高知が毎年開いているもので、高知市の県立美術館には佳作以上の入賞作品318点と、昨年度の全国コンクールの優秀賞に選ばれた28点の作品が展示されています。

このうち、書道コンクールの半紙の部で、最優秀賞にあたる県知事賞に選ばれた県立安芸中学校3年の津野裕香さんは「虚心坦懐」ということばを書き、バランスの取れた筆遣いが評価されました。

また、交通安全ポスターコンクールで、県知事賞に選ばれた南国市の北陵中学校3年、松井珠寧さんの作品は「未来の命のために」という標語とともに、ヘルメットの着用を呼びかけています。

JA共済連高知の武智早保さんは「書道に関しては字をきれいに書くことで精神力を身につけてほしいです。交通安全ポスターは交通安全という身近なところから安全を意識してほしいです」と話していました。

この展示会は17日まで開かれています。