新型コロナとインフルエンザ患者数増 年末年始控え対策を

12月10日までの1週間の新型コロナウイルスの患者数は1医療機関あたり3.2人で前の週と比べて「増加」しました。一方、インフルエンザの患者数も「増加」していて、県は、年末年始にかけて医療提供体制に負荷がかかる可能性があるとして、感染対策を呼びかけています。

県の発表によりますと、12月4日から10日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、1医療機関あたり3.2人で、前の週から1.38人増え、県は「増加」したとしています。

また、12月10日時点の入院患者数は91人で、前の週から41人増え、重症者の数は4人となっています。

一方、インフルエンザの患者数は1医療機関あたり26.7人で、前の週と比べて4.38人増加しています。

県は、新型コロナの患者数が増加傾向で、インフルエンザも依然として注意報を出す状況が続いているため、年末年始にかけて医療提供体制に負荷がかかる可能性があるとしています。

県健康政策部は、「特に学校や幼稚園・保育園でインフルエンザの流行が顕著だ。マスクの着用を徹底するなど、家庭内での感染予防をお願いしたい」としています。