四万十市のFMの放送局「FMはたらんど」に免許状が交付

今月20日に開局を予定している四万十市のコミュニティーFMの放送局に12日、四国総合通信局から免許状が交付されました。

新たに開局を予定しているのはコミュニティーFMの放送局「FMはたらんど」です。

12日は四万十市中村京町にある「FMはたらんど」のラジオブースで免許状の交付式が行われ、四国総合通信局の田口幸信局長から運営会社の久野秀明社長に免許状が手渡されました。

今月20日に開局する「FMはたらんど」は、県内では23年ぶり2局目のコミュニティーFMの放送局となります。

放送は今月20日の午後1時に始まり、四万十市と黒潮町のそれぞれ一部の地域で聴くことができます。

周波数は77.9メガヘルツです。

「FMはたらんど」では、ふだんは、地域の情報を紹介したり、地元企業の社長などとのトーク番組を中心に放送する予定です。

また台風や地震などが起きた際には四万十市が発信する情報を優先して放送する協定を市と結んでいて、災害時の情報発信の強化も期待されています。

久野社長は、「新型コロナの影響もあって開局にこぎ着けるのに7年たってしまったが、地域の情報をきめ細かく伝えることを使命として頑張っていきたい」と話していました。