「土佐絵金歌舞伎」伝承会 子ども用かつらの費用ネットで募る

幕末の土佐藩で活躍した絵師・金蔵、通称「絵金」が、びょうぶ絵に描いた歌舞伎の演目を披露している、高知県香南市の伝承会が、子ども用のかつらなどを購入する費用をクラウドファンディングで募っています。

香南市の赤岡町では、絵金の「芝居びょうぶ絵」を商店街の軒先に並べて鑑賞する「絵金祭り」に合わせて、30年前から地元の伝承会がびょうぶ絵の演目を演じる「土佐絵金歌舞伎」を披露しています。

伝承会によりますと、参加する子どもたちの増加に伴って、子どもたちだけで演じる演目が増えた一方、かつらのほか、げたや傘などの小道具が不足しているということです。

これまでも、小道具は手作りしていましたが、子ども用のかつらは難しいため、大人用のかつらで代用していたということです。

しかし、子どもが見得を切るとかつらが揺れてしまい、思い切った演技ができませんでした。

このため、伝承会は、次世代を担う子どもたちのためによりよい環境を整えようと、かつらや小道具を購入する費用をクラウドファンディングで募っています。

目標金額は300万円で、締め切りは今月25日です。

土佐絵金歌舞伎伝承会は「芝居の環境を整えることで、より多くの子どもたちに文化に触れてもらうきっかけにしたい」と協力を呼びかけています。