「あしたのまち・くらしづくり活動賞」市民グループが選出

住みやすい地域社会のためのすぐれた取り組みを表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」に、香美市の神社を拠点に狂言の上演などの活動に取り組む市民グループが選ばれ、30日、市長に受賞を報告しました。

香美市役所を訪れたのは、市民グループ「川上さまが大好きな仲間たち」のメンバーです。

地域のにぎわいの中心だった大川上美良布神社を拠点に狂言の上演や出店のイベントを企画するなど地域を盛り上げる活動が認められ、10月、NHKなどが主催する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」で振興奨励賞に選ばれました。

グループ代表の畠中智子さんは、自分たちの活動事例を説明しながら受賞を報告すると、依光晃一郎市長は「今回の表彰を機に次のステップに進んでほしい。市としても支援していきたい」と話していました。

畠中さんは「この活動を通して、地域の人が交流を深めつながりが強くなったらうれしいです。大人が楽しそうに活動している姿を見た子どもたちが、将来、自分たちと同じように楽しいことをやろうと思ってくれるようにバトンをつないでいきたい」と話していました。