県知事選と高知市長選 高知大で期日前投票始まる

今月26日に投票日を迎える県知事選挙と高知市長選挙で、若い世代の投票率の向上につなげようと高知市の高知大学に期日前投票所が設置されました。

期日前投票所が設置されたのは高知大学朝倉キャンパスの学生会館で、学生や近くの住民が次々と訪れ、候補者の中から意中の人を選んで、1票を投じていました。

若い世代の投票率の低さが全国的に課題となる中、高知大学の朝倉キャンパスには選挙権年齢が18歳に引き下げられた2015年から期日前投票所が設けられています。

しかし、県選挙管理員会によりますと前回、2019年に行われた県知事選挙の10代と20代の投票率はいずれも30%に届かず、全体の投票率を15ポイント以上下回っています。

投票に訪れた大学3年生は「『生活費が上がってつらい』とSNSでつぶやくだけでなく、それを変える手段の一つが選挙だと思うので、選挙には来た方がいいと思う」と話していました。

高知大学朝倉キャンパスの期日前投票所は22日と24日の2日間、午前10時から午後5時まで利用できます。