龍馬生誕祭 市民や観光客が188回目の誕生日祝う
11月15日は、幕末の志士、坂本龍馬の188回目の誕生日でした。
これに合わせて高知市では生誕祭が開かれ、市民や観光客が龍馬の誕生日を祝いました。
坂本龍馬の功績をたたえようと、毎年、龍馬の誕生日に合わせて市内の11の商店街で作る団体が生誕祭を開いています。
15日夜は、高知市にある坂本家の邸宅跡から中央公園までちょうちん行列が行われました。
参加者は、坂本家の家紋が描かれたちょうちんを手に持ち、龍馬の功績に思いをはせながら歩いていました。
また中央公園には、発泡スチロールで作られた高さおよそ2メートルのバースデーケーキが用意され、ろうそくに火がともされると、集まった人は拍手をして生誕を祝いました。
このほか、25のチームによるよさこい鳴子踊りも披露され、会場は大いに盛り上がっていました。
千葉県から訪れたという70代の男性は、「龍馬を尊敬していて、偉大な人物だと思います。誕生日を祝う催しに感激しました」と話していました。
高知市商店街振興組合連合会青年部の堅田佳嗣会長は「お誕生おめでとうございますという思いで歩きました。若い人たちにも龍馬の誕生日を知ってもらい、坂本龍馬のことを知ってほしいです」と話していました。