バスケ 高知中央高の監督 20歳未満卒業生と飲酒し謹慎処分

県内で強豪校として知られる高知中央高校の男子バスケットボール部の監督が20歳未満の卒業生を誘って飲食店で酒を飲んだとして、およそ3か月間の謹慎処分を受けたことがわかりました。

高知中央高校によりますと、ことし8月、男子バスケットボール部の30代の監督が、飲食店で20歳未満の女子大学生と2人で酒を飲んだということです。

10月に監督から学校側に申し出があり、校長らが詳しく聞き取ったところ部員の勧誘のため関西地方を訪れた際、この高校をことし春に卒業した学生を誘って飲酒したことを認めたということです。

これを受けて、高校は20歳未満との飲酒は不適切な行為だったとして、この監督を12月末まで、およそ3か月の謹慎処分にしました。

高校側は卒業生とその保護者に対して謝罪するとともに、県にも報告したということです。

この高校の男子バスケットボール部は県内の大会で優勝経験のある屈指の強豪校として知られています。

高校は「教育に携わる者として生徒への配慮に欠ける行為だった。大変申し訳なく、今後は生徒の期待に沿えるようにしていきたい」とコメントしています。

これはNHKの「ニュースポスト」に寄せられた情報をもとに取材しました。