高知県知事選 9日告示

任期満了に伴う高知県知事選挙が、9日、告示されます。
現職と新人3人のあわせて4人が立候補する見通しで、17日間の選挙戦が始まります。

高知県知事選挙にこれまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属の4人です。
▼2期目を目指す現職で自民党と公明党が推薦する浜田省司氏(60)
▼新人で共産党が推薦し、社民党が支援する元県議会議員の米田稔氏(71)
▼新人で飲食店経営の中島康治氏(45)
▼新人で元配管業の山下陽一氏(75)

告示を前に8日、立候補の受け付けのリハーサルが高知県庁の会場で行われ、県選挙管理委員会の担当者などおよそ20人が参加しました。

リハーサルでは、受け付け側と候補者側に分かれて届け出順を決めるくじ引きを行いました。

そして、運動員が身につける腕章や選挙カーに設置する表示板など、いわゆる「選挙の7つの道具」を手渡す手順を確認しました。

選挙戦では現職の県政運営に対する評価をはじめ、物価高や新型コロナの影響で落ち込んだ地域経済の活性化、それに歯止めがかからない人口減少への対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。

高知県知事選挙の立候補の受け付けは、高知県庁で9日午前8時半から午後5時まで行われ、17日間の選挙戦が始まります。

投票は、今月19日に告示される高知市長選挙などと同じ今月26日に行われ、即日開票されます。