“まんさい”4年ぶりに通常開催 まんが文化を全国に発信

やなせたかしさんをはじめ多くの漫画家を輩出している高知県のまんが文化を全国に発信しようと、「こうちまんがフェスティバル まんさい」が4年ぶりに高知市で通常開催され、多くの来場者でにぎわっています。

ことしで20回を迎えるこの催しは、高知市と県内のまんが愛好家などで作る実行委員会が毎年、開いていて、新型コロナの影響でオンラインや規模を縮小しての開催が続いたため、4日から4年ぶりに高知市の文化プラザ「かるぽーと」で通常開催されています。

このうち、紙やタブレット端末を使って漫画を描く体験ができるコーナーでは、高知県在住の人気漫画家のくさか里樹さんが来場者と机を並べて、会話を楽しみながらペンを走らせていました。

また、薄いプラスチックの板に絵を描いたあと、熱を加えて仕上げるキーホルダー作りのコーナーでは、子どもたちが思い思いの絵を描いて作品を作っていました。

子どもを連れて訪れた高知市の30代の女性は、「子どもたちにさまざまな体験を楽しんでもらうことができてよかったです」と話していました。

この催しは、5日も午後4時まで開かれます。