40年目の大川村「謝肉祭」に村人口の4倍以上の約1600人

高知県大川村で地元特産の黒牛や地鶏をPRしようと、訪れた人たちに購入した肉をその場でバーベキューで味わってもらう催しが開かれました。

この大川村の「謝肉祭」は毎年、県内外から多くの人が訪れる催しで、ことし40年を迎えました。

3日は、村の人口の4倍以上にあたるおよそ1600人が集まり、特産の「大川黒牛」や「土佐はちきん地鶏」をバーベキューの炭火で焼き上げ、地元ならではの食材を堪能していました。

また、会場では大川村小中学校の児童や生徒が、刀やなぎなたを使った伝統の「花取り太刀踊り」を披露し、訪れた人たちを楽しませていました。

土佐町から訪れた男の子は「お腹いっぱいお肉を食べて帰りたいです」と話していたほか、高知市から訪れた女性は「伝統的な踊りでは子どもたちが勇ましく、かっこよかったです」と話していました。

このほか、大川村も含めて人口が少ない全国7つの村で課題を共有して連携する催しも合わせて開かれ、人口およそ390人の和歌山県北山村や人口510人余りの山梨県丹波山村などの出店で、それぞれの特産品をPRしていました。