プロ野球 西武と阪神が秋キャンプに向けて高知入り

プロ野球の西武と阪神が11月1日から高知県内で始まる秋のキャンプに向けて31日高知入りし、空港に詰めかけたファンから歓迎を受けました。

このうち、今シーズン、パ・リーグ5位の西武は、高知市の県立春野球場でキャンプを行う予定で、午後3時ごろに高知空港に到着しました。

選手たちが到着ロビーに姿を見せると、詰めかけたファンが拍手を送り、県観光コンベンション協会の関係者たちも横断幕を掲げて出迎えました。

このあと、松井稼頭央監督や選手を代表して明徳義塾高校出身の岸潤一郎選手に花束が贈られました。

岸選手は「春のキャンプも高知で、1年に2回も来ることができてうれしい。全力で練習に取り組みたい」と話していました。

西武ファンだという親子は「すぐ近くで選手を見ることができて良かった。あすから始まるキャンプも見に行って直接応援したい」と話していました。

一方、セ・リーグを18年ぶりに制し、日本シリーズに進出している阪神の若手を中心とした選手たちも、安芸市営球場のキャンプに備え、午後5時前に高知入りし、ファームの和田豊監督に花束が手渡されました。

今回のキャンプには、高知高校出身、森木大智投手も参加しています。

西武と阪神ともに11月1日から11月19日までキャンプを行う予定です。