秋の高校野球四国大会 明徳義塾と高知商業が勝ってベスト8に

来年春のセンバツ高校野球の出場校を決める選考資料となる秋の高校野球、四国大会が28日、徳島県で開幕しました。
高知県勢は、28日試合があった明徳義塾高校と高知商業高校がともに勝って、ベスト8に進みました。

秋の四国大会は四国各県の大会で勝ち上がった上位3校のあわせて12校が出場し徳島県内の2つの球場を会場に試合が行われます。

大会初日の28日は、各県大会の2位のチームと3位のチームによる1回戦4試合が行われ、このうち、鳴門市のオロナミンC球場での第1試合では、徳島県2位の池田高校と高知県3位の明徳義塾高校が対戦しました。

試合は、明徳義塾が初回に先制したあと、2回と7回にもそれぞれ3点ずつ追加点をあげ、7対1で勝ちました。

また、高知県2位の高知商業高校も愛媛県3位の宇和島東高校と対戦し、8対5で勝ちました。

この結果、高知県1位の高知高校を含め四国大会のベスト8に県勢の3校すべてが残りました。

来年春のセンバツで四国地区の一般選考の出場枠は2校で、この大会で決勝に進出すればセンバツ出場に大きく近づきます。

大会は、順調に進めば、準決勝が来月4日、決勝が5日に、それぞれオロナミンC球場で行われ、NHKでは準決勝と決勝の模様をラジオで中継する予定です。