県知事選に元県議会議員 米田氏立候補表明

任期満了に伴って来月行われる高知県知事選挙に元県議会議員の米田稔氏が共産党からの推薦を受けて、無所属で立候補することを表明しました。

米田氏は、24日、高知市で記者会見し、「高知から政治を変えようといううねりを巻き起こすのかが問われる大事な選挙になっている。格差と貧困、生活苦はいっそう深刻さを強めており、手厚いケアが求められている。そのために、4つのシステムチェンジで高知の力を引き出す地域循環型社会を作り、住民参加型の課題解決先進県、高知へ挑戦する」と述べ、来月の高知県知事選挙に共産党の推薦を受けて無所属で立候補することを表明しました。

米田氏は兵庫県出身の71歳。

高知市の市議会議員を経て、平成10年に行われた県議会議員の補欠選挙で初当選し、ことし4月まで務めていました。現在は、共産党高知県委員などを務めています。

県知事選挙には、このほか、いずれも無所属で自民党と公明党が推薦し2期目を目指す現職の浜田省司知事と、ともに新人で飲食店経営の中島康治氏と元リサイクル業の西内秀雄氏がすでに立候補を表明しています。

県知事選挙は、来月9日に告示、26日に投票が行われ即日開票されます。