全国のバイヤーに特産品を売り込む商談会 高知

全国のバイヤーに、高知県のブランド牛や特産のかつお節などの特産品を売り込む商談会が24日、高知市で開かれました。

県内の食品メーカーの販路拡大を支援しようと開かれた24日の商談会には、県外の百貨店や飲食店などから多くのバイヤーが訪れ、130のブースを見て回りました。

このうち、高知県のブランド牛「土佐あかうし」のブースでは、バイヤーたちが目の前で焼き上げられたステーキを試食しながら、牛が育った環境などを生産者に質問していました。

また、土佐清水市の特産のかつおぶし、宗田節を使った加工品のブースでは、だし汁だけでなく宗田節の香りやうまみが効いたラーメン用のオイルもPRしていました。

会場を訪れた東京のイタリアンレストランの料理長は「ことし7月に提供した高知県の食材を使ったメニューは特に好評でした。良い食材を見つけて来年もチャレンジしたいです」と話していました。

商談会を主催した高知県地産外商公社の塚本裕司事務所長は「コロナ禍以降、バイヤーの皆さんは新しい商品を求める傾向があると感じている。こうしたニーズに応えて作ったさまざまな商品を見てもらいたい」と話していました。