大阪に県アンテナショップ 来年7月オープンに向け説明会

来年7月、大阪市の商業施設に県のアンテナショップがオープンするの前に、事業者向けの説明会が高知市で開かれました。

高知県は、再来年に、大阪・関西万博を控える関西圏との経済連携の強化を進めていて、その中核となる事業として来年7月、大阪市の商業施設にアンテナショップをオープンする予定です。

18日は、アンテナショップとの取り引きを希望する事業者向けの説明会が高知市で開かれ、オンラインも含めて100人余りが参加しました。

この中で、募集する商品は1つの事業者につき5点までで、店舗全体で900点ほどの商品を取り扱うことが説明されました。

また、農林水産物については県内で生産・収穫、または水揚げされたものであること、加工品については商品の主な原料が県内産で、最終段階の製造を県内の事業者が行うことなどを求めています。

高知市でカツオの加工品を販売している男性は「コロナ禍が収まり、売り上げが伸びると考えて参加しました。カツオのハランボが入った酒盗を出品したい」と話していました。

県関西戦略室の富田ゆみ室長は、「大阪の活力を高知県に引っ張ってくるエンジンとして情報発信ができる施設にしていきたい」と話していました。

県は同様の説明会を19日と20日も開くことにしています。