税金の滞納者から差し押さえた物品の公売会 税収の確保へ

高知県内の市町村などが税金の滞納者から差し押さえた物品を、インターネットなどをとおして売却する公売会の入札が行われています。

この「高知県全市町村合同窓口公売会」は、税金の滞納者から差し押さえた物品を、入札によって売却することで税収の確保につなげようと、県内のすべての市町村が参加しています。

今回は、車、テレビ、農機具、釣り具、ゲーム機、それにフィギュアなどの差し押さえられた物品のほか、自治体で不要になった公有財産も含め90点余りが出品されています。

入札は、高知県内の市町村役場などに設けられた担当窓口のほか、郵便やインターネットでもできます。

出品されている物品は、公売会の事務局を務める「幡多広域市町村圏事務組合租税債権管理機構」のホームページから見ることができます。

入札期間は窓口が今月20日の午後5時まで、郵送が今月20日の午後5時必着、インターネットが今月20日の午後11時59分までとなっています。

公売会の事務局は「税金を滞納すると物品を差し押さえられてしまうことを知ってもらうとともに、多くの人に公売会を利用してもらいたい」と呼びかけています。