テレビ見られる公用車16台でNHK放送受信契約されず

高知県はテレビが見られる機能がついた公用車16台でNHKの放送受信契約がされていなかったとして、納車日にさかのぼって契約手続きを行ったと発表しました。

県の発表によりますと、NHKの放送受信契約の状況を調べたところ、テレビチューナー付きのカーナビが搭載された公用車16台で契約がなかったことが分かりました。

担当者に契約が必要という認識がなかったことや引き継ぎがされていなかったことから手続きが漏れていたということで、県は、2台分は平成26年、残る14台分はことし1月から5月にかけての納車日にさかのぼって契約手続きを行い受信料を支払いました。

NHKの放送が見られるカーナビは放送法で規定された受信設備と見なされ、放送受信契約の対象となります。

住居の場合、テレビがある自家用車は1つの放送受信契約に含まれ新たな契約は必要ありませんが、事業所など住居以外ではテレビは車を含めて設置場所ごとに契約が必要となっています。