高知市議会 総額7億1500万円の補正予算案など可決

高知市の9月定例議会は26日、最終日を迎え、一般会計の総額で7億1500万円の補正予算案などを可決して閉会しました。

高知市の9月定例議会は最終日の26日、本会議が開かれ、一般会計の総額で7億1500万円の補正予算案が全会一致で可決・成立して閉会しました。

成立した予算には、市内最大の六泉寺町市営住宅など、3つの団地を統合して建て替えるための基本計画の策定に向けて2300万円が計上されています。

また、精神障害がある人の重症化や再入院を防ごうと精神保健福祉士や医師などが訪問支援を行うために1827万円が盛り込まれています。

このほか、大雨による農地の浸水被害を防ごうと春野町に排水路を整備する費用として5億5000万円、来月行われる参議院徳島高知選挙区の補欠選挙にかかる費用に1億1600万円が計上されています。

閉会にあたり、岡崎市長は「六泉寺町市営住宅を統合して建て替えるための検討を進めるなど安全で安心な街づくりの推進に必要な予算を計上している。早急にこれらの事業を進めていきたい」と述べました。