日高村が高知大と協定 地域活性化のための人材育成で連携
高齢化が進む日高村は、高知大学と連携協定を結び、地域を盛り上げるための人材の育成などに取り組むことになりました。
日高村の役場で行われた20日の調印式には日高村の戸梶真幸村長と高知大学の櫻井克年学長が出席し協定書に署名しました。
日高村は村の人口のうち65歳以上の高齢者の割合が43%と、高齢者の情報格差や地域の活性化策が課題となっています。
このため、協定では、地域を盛り上げる人材の育成や一次産業の振興など6つの事業について、大学側から学生や教職員の派遣したり、アドバイスを受けたりしながら取り組むことにしています。
日高村の戸梶村長は「中山間地域が生き残るためには経済を回すことが必要だ。科学的、学術的な大学の知見を活用しながら取り組んでいきたい」と話していました。
また、高知大学の櫻井学長は「地域に必要な人材や知識を供給するノウハウを培ってきた。村と連携して生き生きとした地域を作り上げたい」と話していました。