高知の観光名所・桂浜で「坂本龍馬に大接近」

高知市の観光名所・桂浜で、やぐらに登って坂本龍馬の銅像と同じ目線で太平洋を一望できる恒例の催しが行われていて、大勢の観光客でにぎわっています。

「龍馬に大接近」と名付けられたこの催しは、ふだんは下からしか見ることができない坂本龍馬の銅像と同じ目線で太平洋を眺めてもらおうと、高知市観光協会が毎年春と秋に開いています。

高さ13.5メートルの銅像の隣には特設のやぐらが建てられていて、龍馬の顔とほぼ同じ高さまで登ることができます。

訪れた観光客はやぐらの上で、龍馬の横顔を撮影したり雄大に広がる太平洋を龍馬と同じ目線で眺めたりして、ふだん見ることができない景色を思い思いに楽しんでいました。

香川県から家族と一緒に訪れた52歳の女性は「龍馬の視線の先がどこを向いているのか下からだとわからなかったのですが、同じ目線で見て世界を見ているのかなと思いました」と話していました。

また、高知市の51歳の男性は「2週間前にも来ましたが、近くで見られるということで再び来ました。下から見ている時は遠い印象でしたが、近くで見て身近に感じることができました」と話していました。

この催しは、ことし11月19日まで開かれています。