浜田知事 107歳の女性訪ね長寿を祝う 南国

今月18日の敬老の日を前に浜田知事は15日、南国市の施設で暮らす107歳の女性を訪ね、長寿を祝いました。

浜田知事が訪問したのは、香美市出身で107歳の和田忠美さんです。

浜田知事は和田さんが暮らす南国市の施設を訪れ、「おめでとうございます。おいしいものを食べてもっと長生きしてください」などと声をかけ、花とひざ掛けを贈りました。

これに対し和田さんは「どうもありがとうございます。恐れ入ります」と答えていました。

和田さんは元気の秘けつについて、「ごはんがおいしいのが長生きの秘けつです」と話していました。

和田さんは大正5年5月5日生まれ。きちょうめんな性格で、1日3度の食事を決まった時間に食べ、100歳まで自炊をしていたということです。

厚生労働省のまとめによりますと、今月1日時点の調査で県内の100歳以上の高齢者は男性が94人、女性が893人の合わせて987人で、県によりますと記録が残っている平成12年以降で最も多いということです。

また人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の数は、高知県は146.01人と1位の島根県に次いで全国2位となっています。

県長寿社会課の光内真紀課長は、「長寿県2位は大変喜ばしいことだと思います。引き続き元気で長生きできるような政策を行っていきたい」と話していました。