高知工科大 不正アクセスでメルアド1800件漏えいのおそれ

高知工科大 不正アクセスでメルアド1800件漏えいのおそれ

先月、高知工科大学の教職員のアカウントを経由して大学のサーバーが不正にアクセスされ、教職員や求人実績のある企業や団体など、およそ1800件分のメールアドレスが漏えいしたおそれがあることが分かりました。

高知工科大学によりますと、先月13日、大学の研究用のサーバーが不正にアクセスされ、大学が調査を進めたところ、教職員76人のアカウントが利用され、不審なプログラムが書き込まれていたことが分かりました。

この不正アクセスで教職員991人分や大学に求人実績のある企業や団体など808件分のメールアドレスが漏えいしたおそれがあるということです。

このほか、6日前にも別のサーバーが侵入されていたため、学生の名前や授業の課題に対する評価、学籍番号などの情報も一時的に閲覧できる状態だったということです。

大学は不正に利用されたアカウントのパスワードの変更やサーバーのセキュリティーを最新の状態に更新する対応を取ったうえで、警察に報告したということです。

高知工科大学は「関係者のみなさまには多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。今回の事態を重く受け止め、調査および原因究明に努め、再発防止に取り組みます」としています。