高知市でレスリング世界選手権出場 櫻井つぐみ選手の壮行会 

来年のパリオリンピックの出場がかかる来月のレスリングの世界選手権に高知県出身の櫻井つぐみ選手が出場するのを前に、26日高知市で壮行会が行われ、エールが送られました。

高知県出身の櫻井つぐみ選手は、現在、群馬県の育英大学に通う4年生でレスリングの世界選手権では去年、おととしと2連覇を果たしています。

ことしの世界選手権は来月セルビアで開かれ、女子57キロ級で3位以内に入ればパリオリンピックの代表に内定することになっていて、26日は高知市の高知東高校で報道陣に練習を公開し、高校のレスリング部や地元のクラブの選手たちと汗を流しました。

このあと、櫻井選手の壮行会が行われ、高校の後輩の男子選手から「つぐみさんほど、努力ができる選手はいません。最後まで諦めず戦い抜いてください」とエールが送られました。

これに対し、櫻井選手は、「小さい頃からオリンピックを夢にしてきた。結果はついてきているので、ことしの世界選手権で絶対に優勝し、オリンピックで金メダルを取りたい」と意気込みを語りました。

壮行会では仲間たちからの応援メッセージなどをまとめた動画も流され、櫻井選手は涙ぐみながら視聴し、決意を新たにしていました。

壮行会を終えた櫻井選手は「勝てなくてつらかったこともあったが、いろんな人の支えでここまで来られた。練習通りの力を発揮し、優勝を目指したい」と決意を語りました。