JR土讃線 特急列車と軽トラックが衝突 1人意識不明の重体

19日夕方、高知市のJR土讃線の踏切で特急列車と軽トラックが衝突する事故があり、軽トラックを運転していた72歳の男性が意識不明の重体となっています。
この事故で、JR土讃線は高知駅と後免駅の間で運転を見合わせています。

19日午後4時15分ごろ、高知市一宮南町にあるJR土讃線の「第1薊野踏切」で、上りの特急列車「南風22号」が軽トラックと衝突しました。

この事故で、軽トラックを運転していた72歳の男性が高知市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。

乗客65人にけがはありませんでした。

この事故の影響で、JR土讃線は高知駅と後免駅の間で運転を見合わせています。

近くにいた男性は「散歩をしていたら尋常ではない衝撃音がして、振り返ったら赤っぽい塗装の列車が見えた。すごい音がした」と話していました。

現場は薊野駅から東へおよそ200メートルほど離れた遮断機と警報機のある踏切で、警察は詳しい事故の原因を調べています。