「不同意性交」の疑い 19歳のアルバイト店員を逮捕

高知市内の公園で16歳未満の少女に性的暴行をしたとして19歳のアルバイト店員が逮捕されました。
警察によりますと、今月に施行された改正刑法で罪名が「不同意性交罪」に変更されてから逮捕したのは県内で初めてだということです。

逮捕されたのは、高知市の19歳のアルバイト店員です。

警察によりますと今月22日夜、高知市内の公園の多目的トイレで、オンラインゲームで知り合った16歳未満の少女に対し、性的暴行をした疑いが持たれています。

当日、少女の帰宅が遅いことを不審に思った親が本人に確認したところ被害が発覚し、その後、男が警察に自首して逮捕されたということです。

今月施行された改正刑法では、性行為への同意を判断できるとみなす年齢が現在の「13歳以上」から「16歳以上」に引き上げられ、同年代どうしを除き、16歳未満との性行為は処罰されることになっています。

警察によりますと、改正刑法で「強制性交罪」から罪名が「不同意性交罪」に変更されてから逮捕したのは県内で初めてだということです。