「よさこい祭り」踊り子の姿描いたラッピング電車の運行始まる

ことし70回目を迎える高知の夏の風物詩「よさこい祭り」を盛り上げようと、踊り子の姿を描いたラッピング電車の運行が22日から始まりました。

4年ぶりに通常開催される「よさこい祭り」はことしで70回目を迎え、来月10日と11日に本番が行われます。

これを前に高知市などを走る「とさでん交通」で、踊り子の姿を描いたラッピング電車の運行が22日から始まり、高知駅で出発式が行われました。

式では高知市の職員などが所属する踊り子隊が「正調よさこい鳴子踊り」を披露し、「よっちょれよっちょれ」というかけ声で会場を盛り上げたあと、早速電車が出発しました。

電車には高知市出身のイラストレーター、窪之内英策さんが描いた祭りを前に高揚する踊り子の立ち姿や躍動感のある踊りを披露する姿が描かれていて、「高知の本気、」「魅せちゃらあ。」と土佐弁のメッセージも書かれています。

松山市から祭りに参加予定の踊り子は「街なかでこの電車を見たら応援されている気になるし、来月の本番では、ラッピングされたイラストのように生き生きと踊りたい」と話していました。

このラッピング電車は来年1月21日まで運行されるということです。